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第8回  『マンション』一口メモ

 『マンション』というと、まず私たちがイメージするのは、
中、高層の集合住宅…ですよね。

 でも、集合住宅といえば『アパート』を思い起こす方もいるでしょう。

『マンション』と『アパート』…。『マンション』というと、エレベーターがあったり、
玄関ホールがあったり、外見もちょっとシャレてて、
『アパート』よりどこか高級感があるように感じる方も多いと思うのですがどうですか。

 また集合住宅といえば、都営や県営それに市営の集合住宅を思い起こす方もいると思うのですが、
そういった集合住宅を『マンション』と言うのを、あまり耳にしたことありませんね。

『アパート』や公営の集合住宅は賃貸、『マンション』は全てではないにしても分譲が
多い、という点にも違いがありますね。

 そうすると、『マンション』という言葉は、およそ民間の企業の建てた集合住宅の呼び名で、
高級感を強調するために『アパート』に変わって、
もしくは『アパート』と区別するために選ばれた言葉、ということになるのでしょうか。

  この『マンション』という言葉、知っている方も多いでしょうが、
もともと英語で、映画スターや大富豪の暮らすような超高級大邸宅を意味する言葉なのです。
高級というところは、日本の『マンション』と共通していますが、
その度合いは桁外れに違います。
それに、決して集合住宅などではありません。

  <エピソード>

  ある日本人の留学生がアメリカでホームステイをしたとき、
自分の住まいのことが話題になって、
『マンション』に住んでいると言ったそうです。もちろんホストは驚くし、
また、プレゼントも…と大いに期待しますよね。
ところが、よく聞いてみると、アメリカ人の考えている『マンション』とは大違い。
がっかりしたようです。

   ちなみに、日本の『マンション』に当てはまる英語は、コンドミニアムで、
このほうが英語を話す人には、日本で言う『マンション』のことがうまく伝わるかもしれません。
もっとも、このコンドミニアムという言葉、中・高層の集合住宅を意味するのですが、
どちらかというとリゾート地に建つ集合住宅で、休暇を過ごすためのものが多いということです。  

   ものの本によりますと、この日本の『マンション』という言葉、
1950年代半ばから首都圏を中心に使われ出したそうです。             

    『マンション』一口メモでした。                     K.O.

 

  * アパート  apartment house   マンション  mansion

 コンドミニアム  condominium